【コラム】ランドリールームと収納の考え方。結局どうすればいいの?|家事動線について①

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2025/12/22

【コラム】ランドリールームと収納の考え方。結局どうすればいいの?|家事動線について①

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皆さんこんにちは!

堺市北区の工務店🔨『純工房』広報の牟田です!

今年も残り二週間となりましたね!

最近の私ですが、気持ちの良い年始を迎えるためにも、食品の賞味期限のチェックや、まずは荷物の整理を始めたり…。

掃除をするにしてもその前段階が多く、早くも心が折れそうになっています💦

そんな日々の生活に追われながら感じることは、普段から「いるもの」「いらないもの」をちゃんと見極めて、必要以上にモノを増やさないこと!

またなるべく掃除がしやすいように、収納する場所や、収納グッズの使い方まで考えることなどなど…。

こういっためんどくさい時間を減らしたい! というお声は、家づくりの中でもよく耳にしています。

家事動線が悪いと考えることがさらに増えて、地味〜なストレスが積み重なりますよね。

そんな家事動線に関するアイデアについて、これから連載形式で数回に分けてお伝えしていけたらと思います。

第一回は『ランドリールームと収納の考え方』

働き方や生活の変化に合わせて、室内干しもすっかり当たり前になったこの頃。

乾燥機の導入に合わせて、ランドリールームを設けるかどうか悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は洗濯動線と合わせて、ランドリールームと収納の考え方を解説していきます✨

「ランドリールーム」って?

まずはじめに、ランドリールームは「洗濯・干す・畳む」が一ヶ所で完結する部屋を指します。

ここに収納も入れると、「しまう」まで全部行うことができるわけですね。

ちなみに洗面・脱衣室との違いは、洗濯とその一連のスペースとして独立した空間であること。

洗濯→外へ干しに行く→取り込む→家の中で畳む…という、家中をあちこち走り回らなくて済むため、忙しい現代人には嬉しい人気の間取りです。

実際のところ必要なの?

これに関しては、正直なところ人によります…。

もし他に優先したい間取りがあれば、そちらにスペースを割くために優先度が低くなる方もいますし、

また乾太くんのようなパワフルな乾燥機の導入で、最小限のスペースで充分と考える方もいます。

”洗濯だけ”を意識してしまうと、せっかくランドリールームを確保しても、生活動線が悪くなってしまった…にもなりかねません。

そんな「結局いらなかったかも」を避けるための考え方として、4つのポイントがあります。

ランドリールームと収納を考える際のポイント

①洗濯(洗濯・干す・畳む)から収納(しまう)流れを意識する

②家族構成に合わせた広さ、収納量

③充分な湿気&換気対策

④アイロン掛けやつけ置き洗いをするスペースの有無

①洗濯(洗濯・干す・畳む)から収納(しまう)流れを意識する

洗濯物を畳んだ後、どこへ収納するのか。

もちろん収納するものの内容によって、流れも変わってきます。

例えば1階にランドリールーム、2階にファミリークローゼットがある間取りだと、洗濯が終わるたびに階段を上がるのが手間だと感じるかもしれません。

特にお子さんのいるご家庭であれば、1日に2回洗濯をする…という方も珍しくないのです。

洗濯をして畳んで収納する間も、子供は「ママ!」「パパ!」とリビングから声を掛けてくることも。

キッチンで料理する片手間や、在宅ワークの方なら休憩時間に片付けることだって、全然あり得ることです。

家事は洗濯だけじゃないからこそ、家の中のちょっとした移動を減らすことも意識するとgood!

②家族構成に合わせた広さ、収納量、間取り

収納するものは、タオル・下着・衣類・洗剤などなど…。

人数分のタオルや下着に加えて、衣類も…となれば、ランドリールームにすべて集約するのは難しいお話。

ランドリールームで収納するモノは何か、またそれらを家族構成に合わせた収納量の確保をするのか。

洗剤以外のモノはすべてクローゼットに収納するなら、ランドリールームから運ぶ距離を極力短くするのか。

ファミリークローゼットなら、家族みんなの生活動線に関わってくるため、ランドリールームとセットで! と安易に決められないのも悩ましい点です。

だからこそ、ランドリールームは収納とセットで考える必要があるんですね。

③充分な湿気&換気対策

乾太くんを導入する場合でも、乾燥機にかけられない衣類は室内干しになりますよね。

もし湿気と換気対策がしっかりしていないと、せっかく洗濯したのに全然乾かない、なんだか生乾き臭がする…なんて、最悪なパターンがあり得ることも。

それらを避けるためにも、湿気と換気対策は必須となります。

④アイロン掛けや、つけ置き洗いをするスペースの有無

アイロン掛けを頻繁にするのであれば、カウンター上にコンセントも必要に。

運動や仕事で泥まみれになることが多い方なら、つけ置き洗いが出来るスロップシンクがあると便利です!

ただし現在はアイロン掛けが必要ない素材の衣類や、つけ置き洗い用のバケツ、ポータブル洗濯機など、限られたスペースを工夫して活用できる道具も多く出ています。

使用頻度の高いモノであれば採用し、低いモノはこういった便利な道具を活用する想定で、あえて盛り込まないという選択肢も上がってきます。

まとめ

ランドリールームと収納の考え方。結局どうすればいいの?

POINT

・洗濯(洗濯・干す・畳む)から収納(しまう)流れを意識する

・家族構成に合わせた広さ、収納量

・充分な湿気&換気対策

・アイロン掛けやつけ置き洗いをするスペースの有無

毎日必ず出る洗濯物。

洗濯機や乾燥機に入れるまでは出来ても、畳んで収納するのがめんどくさい!となって、入れたまま放置…。

なんてことも私は結構やりがちで、面倒くさがりが極まった現在は「ドラム式洗濯機から出しながら畳んで、収納する」で完結しています。

正直「狭いな、畳みにくいな~…」と感じているため、ランドリールームがあれば便利だろうな!と思う反面、

限られた間取りの中で洗濯のためにスペースを…?!と、つい考えることもしばしば…。

こんな風に家族構成や、施主様の性格や趣味などの暮らし方ひとつで、必要なものは変わってきます。

憧れのランドリールーム、「本当に必要なのかな?」「この間取りでできる?」など、考え出すとキリがないかもしれません。

家事の中で優先順位を見極め、その人に合った最適な家事動線を探し、プランの中に取り入れることも、家づくりでは重要になってきます。

とことんまでこだわってこその家づくり。

暮らし始めてからの後悔をなくすためにも、お悩みになっていることがないか、しっかりとお聞きした上でプランを決めていきます。

純工房では、これまでの施工実績から豊富なご提案ができる他、ご参考になりそうな間取りがあれば見学会のご調整もしますので、お気軽にご相談くださいね!
 

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